厳しい財政状況の中で、今後も安定した公共サービスを提供していくために、事業の必要性や公共サービスのあり方、担い手の見直しを含めた歳入・歳出、定数、機構等の一体的な見直しに着手し、行財政改革のプランを策定する。 まず、税源の涵養を図る一方で、経費の節減、組織の見直し、職員数の適正化等による人件費の削減など、市役所内部の効率化を実施するとともに資産の有効活用についても積極的に進めていく。また、少子高齢化、人口減少など社会構造そのものが大きく変化し、市民に必要なサービスの範囲が広がっており、行政だけが公共サービスを提供する時代ではなくなっている。安心できる豊かな社会を実現するためには、市民や企業など多様な主体が共に公共を担う新しい社会への変革が求められていることから、市役所組織を時代の要請に適応した、もっと機動的かつ効率的でスリムなものにする必要がある。 具体的には、平成18年2月に策定した定員適正化計画を基本とした定員管理に今後も着実に取り組むとともに、区税務部門の統合など、スリムで効率的な組織体制とし、管理職ポストを10%削減する。さらに、民間からの提案や外部の視点を取り入れながら、すべての事業について必要性や公共サービスの担い手の検証を行う「事業仕分け」を実施し、民営化、民間委託、指定管理者制度、PFIなど民間活用を積極的に進める。 また、公共的な役割が希薄となった株式会社などの出資団体については、出資の引き揚げを含め、さらなる見直しを実施する。 健全な財政を維持しなければ、安全で安心な市民生活は確保できないことから、財政基盤の強化と事務事業のさらなる見直しによる歳出の抑制により、持続可能な財政構造を目指した改革を進める。 |